記帳を税理士に依頼するメリット

税務調査を意識したうえでの記帳が任せられるメリット

記帳を税理士に依頼するメリットとして税務調査を意識した記帳代行をお願いできることがあげられます。

税金を計算するうえでは、売上から必要経費を差し引いて利益(所得)を計算し、その利益に応じて税金を計算します。この計算で問題となるのが必要経費にどのような支払いが含まれるかです。この必要経費には、事業活動に必要な経費が含まれ、プライベートにて使った経費などは含まれません。仮に、含めて税金を計算し、税務調査などがあった場合には、悪質と認められる場合には、重加算税など追徴課税が発生する可能性があります。

しかしながら、どの経費が事業活動に伴う経費として認められるかは、自分自身で判断することは難しいかと思われます。インターネットで調べたら経費になるでは通用しません。経費になるかならないかは最終的には税務署の判断となります。一方で、本来は必要経費として認められるはずなのに、勝手な判断により必要経費として計上しなかったりして無駄な税金を払ってしまう可能性があるのです。

だからこそ、税務調査に精通した税理士に記帳代行を任せることで不必要な税金を支払わなくて済むメリットもあります。

 

記帳代行で営業活動や家族サービスに使う時間を生み出すメリット

記帳代行を税理士にアウトソーシングすることで本来の営業活動により一層専念できるメリットがあります。記帳はある一定のパターンさえ押さえれば、誰でもできる作業です。よくクライアント様から、「記帳はできれば自分たちでやるべきか」と問い合わせがありますが、返答として「記帳する時間があるなら、1件でも多く得意先様に営業活動するか、家族サービスに時間を使ってください。」としています。

記帳作業は最終的に税金等を計算するため必要な作業ですが、その作業工程の記帳自体には生産性はありません。一語一句、丁寧に記帳すれば税金が安くなるわけではありませんし、誰かに評価されるものでもありません。だからこそ、税理士事務所に記帳代行をお願いするメリットがあるのです。

 

記帳を外注化することで業務効率やコストを改善できるメリット

記帳代行をお願いしない理由としてあげられる一番の要因は、税理士事務所に支払う顧問料がもったいないからだと思われます。

税理士事務所側の立場から言わせていただければ、記帳代行を行うために社員やアルバイトに給与を支払うのであれば、その支払った給与分、営業活動に費やしてもらった方がよほど効果的な人件費の使い道だと思われます。また、アルバイトや社員を1ヶ月雇うだけでも数万から数十万円へのコストが発生しますが、顧問税理士に依頼することで1ヶ月分分の正社員の給与水準で年間分の記帳・税務をアウトソーシングできるなら業務コストを低減できるメリットもあります。

 

記帳代行を税理士に任せることで更なる節約や節税へつながるメリットも

税理士は記帳代行等を通じ、様々な業種のお金の流れを把握しています。記帳される取引先をみて、このサービスからあのサービスに乗り換えれば、通信コストを下げるのではないか、またはこの保険をまとめてしまえば保険料を下げることができるのではないかというノウハウも持っているはずです。

また、記帳代行をお願いすることで、「このような経費はありませんか?」という税理士に提出し忘れてしまった経費を逆に提案してもらえるメリットもあります。

 

 

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