個人事業主・法人必見!失敗しない税理士の選び方7つのポイント

税理士を選ぶことは、事業を成功に導くための重要な要素です。

個人事業主や法人経営者にとって、適切な税理士を見つけることは、節税対策や経理効率化、資金調達のサポートに大きく影響を与えます。

しかし、「税理士選びで失敗した」という声も少なくありません。

本記事では、税理士選びで失敗しないための7つのポイントを解説します。

1. 税理士を選ぶ前に知っておきたい基本

税理士は税務申告の代行だけでなく、経営や財務に関するアドバイスを提供するプロフェッショナルです。

しかし、すべての税理士が同じ能力や専門知識を持っているわけではありません。

自分の事業内容や規模に合った税理士を選ぶことが、成功のカギとなります。

2. 個人事業主・法人が税理士選びで押さえるべき7つのポイント

① 自分の事業に適した専門知識を持つか

税理士にも得意分野があります。個人事業主向けの確定申告や、法人向けの資金調達支援、節税対策など、それぞれの専門性を見極めることが大切です。

パン屋・福祉事業・美容院など、特定の業界に特化した税理士も存在します。特化型税理士に依頼すれば、その業界特有の税務に詳しい専門家のサポートを受けられるため安心です。

② 料金体系が明確であるか

税理士の料金体系は事務所ごとに異なります。顧問料・申告料・記帳代行料など、どのサービスにいくらかかるのかを事前に確認しましょう。

注意点

料金が安すぎる場合、サービス内容が限定されていることがあります。

一方、高額すぎる場合も費用対効果を検討する必要があります。

③ コミュニケーションが取りやすいか

税理士とは長期的な関係を築くことが一般的です。そのため、コミュニケーションがスムーズで、自分の疑問や悩みにしっかり答えてくれる税理士を選ぶことが重要です。

ポイント

初回の相談時に、質問に対して的確な答えを返してくれるかを確認しましょう。

④ 税務以外のサポートが充実しているか

税理士の役割は、税務申告に留まりません。融資サポートや経営アドバイスなど、事業成長に必要なサポートが得られるかどうかも確認しましょう。

個人事業主向け

フリーランス特有の経費按分や節税対策を提案してくれる税理士が適しています。

法人向け

資金繰りや補助金申請のアドバイスが得意な税理士は頼りになります。

⑤ 対応のスピードが早いか

税務の世界では、期限厳守が重要です。問い合わせや相談への対応が迅速な税理士を選ぶことで、余裕を持ったスケジュールで対応できます。

メールや電話の返信が早いかどうか、試してみるのも良いでしょう。

 ⑥ ITやクラウド会計ソフトに対応しているか

最近では、IT化やクラウド会計ソフトを活用することで、経理作業を効率化する法人や個人事業主が増えています。このような最新のツールに対応できる税理士を選ぶことも重要です。

弥生会計、freee、マネーフォワードなどのクラウド会計ソフトを活用するだけでなく、コミュニケーションツールやクラウドサービスを積極的に利用している税理士を選ぶと良いでしょう。

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⑦ 実績と評判を確認する

税理士の実績や評判を確認することも大切です。インターネットの口コミや知人の紹介を活用し、自分に合った税理士を見つけましょう。

確認方法としては、税理士事務所のウェブサイトで事例紹介をチェックしたり、知人や同業者からの口コミを収集してみるのがおすすめです。

3. 個人事業主と法人の「税理士選び」の違い

個人事業主の場合

個人事業主は、確定申告のサポートを中心に依頼することが多いため、フリーランスや小規模事業者向けの税理士を選ぶのが一般的です。記帳代行や節税対策が得意な税理士を選びましょう。

法人の場合

法人は、法人税や消費税の申告だけでなく、資金調達や補助金申請、事業承継のサポートが必要になる場合があります。これらの業務に強い税理士を選ぶことが重要です。

4. 税理士選びでよくある失敗例

① 料金の安さだけで選んでしまう

料金が安い税理士を選んだ結果、十分なサポートが得られず、追加作業や費用が発生するケースがあります。

 ② 得意分野を確認せずに依頼

自分の事業に合わない税理士を選んだ場合、適切な節税や申告ができないことがあります。

③ コミュニケーション不足

相談しにくい税理士を選んでしまうと、重要な情報を見逃すリスクがあります。

5. 税理士選びの流れ

自分のニーズを整理する
税務申告の代行だけでなく、資金調達や経営アドバイスなど、自分が税理士に求める内容を明確にしましょう。

候補をピックアップする
インターネットや知人の紹介を活用し、候補となる税理士事務所をリストアップします。

初回相談を依頼する
複数の税理士に初回相談を依頼し、対応や提案内容を比較検討します。

契約内容を確認する
顧問料やサービス内容を事前に確認し、納得した上で契約を結びます。

まとめ

税理士を選ぶことは、事業の成長や安定に直結する重要な選択です。たとえば、適切な税理士を選ぶことで、節税対策が進み、年間で数十万円のコスト削減につながった事例もあります。

自分の事業規模やニーズに合った税理士を見つけることが成功のカギとなります。

適切な税理士を選ぶことで、節税効果が高まり、経営の効率化が図れるだけでなく、将来的なリスクも軽減できます。

個人事業主や中小企業の経営者の方は、今回の記事で紹介した基準をもとに、自分に合った税理士選びをぜひ検討してみてください。

当事務所では、初回相談を無料で承っております。税理士選びに迷った際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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税理士 山本聡一郎
山本聡一郎税理士事務所 代表税理士。1982年7月生まれ。名古屋市中区錦(伏見駅から徒歩3分)にてMBA経営学修士の知識を活かして、創業支援に特化した税理士事務所を運営。クラウド会計 Freeeに特化し、税務以外にも資金調達、小規模事業化持続化補助金などの補助金支援に力を入れている。
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